そろそろ発表会の曲を決めていく時期になってきました。
この時期になると、「何を弾いてもらおうかな」という悩みの多い日が多く成ります。
曲を早く渡しすぎると、どうしても途中で飽きてしまったり、気持ちがだれてしまうことがあります。逆に遅すぎると、今度は仕上げる時間が足りなくなってしまう。
その生徒さんの性格や練習ペース、今の成長段階を見ながら、「今かな?」というタイミングを探っていくのですが、これが本当に難しいところです。
さらに、同じ曲を長く練習すれば必ず上達するかというと、実はそう単純でもありません。もちろん粘り強く取り組むことは大切ですが、時には新しい曲に挑戦した方が、一気に感覚が伸びることもあります。
難しすぎると自信を失ってしまうし、簡単すぎても成長につながりにくい。その“ちょうど良いライン”を探すのも、毎回かなり考えます。
発表会が近づいてくると、こちらも少しずつ焦りが出てきます。
「この曲で大丈夫かな」「もう少しチャレンジしてもよかったかな」と色々考えてしまいますが、そんな時こそ慌てず、どっしり構えて進めていきたいと思っています。
一人ひとりに合った曲で、無理なく、でもちゃんと成長を感じられる発表会になるように。
今年も皆さんの演奏が楽しみです。